(1)屋外(打ちっ放し)ゴルフ練習場と(2)インドアゴルフスクールと(3)コースでのレッスン(ラウンドレッスン)の比較
・また、ゴルフは風の影響を非常に受けますので、屋外練習場ではそれもある程度体感できるのが良い点です。
(参考までにインドアでは、初心者は自分がどういうスイングをしているかは解らないので、スイングを撮影するスイングカメラがないと良いスイングをしているかどうかのフィードバックを受ける機能がないという事です。また、シミュレーターがないと飛距離や曲がってるかどうかも解りません。初心者の方には特にスイングカメラと再生映像を映す機器は必須です。)
・あと、都心では、なかなか180ヤード以上の広い練習場が少ないのが現状です。
インドアゴルフスクールの選び方、選ぶ観点
・これが最も重要です。コーチの教える技術は、理論がしっかりしているかは当然として、生徒のどこを修正すれば、全体が良くなるか見抜く力(沢山あるなかで最も効果的な1か所を見抜く力です、多くの事を指摘されても一遍に、意識・修正出来ないので)。とコミュニケーション力。どのように伝えれば生徒の動きが求めている動きに変わるかというコミュニケーション技術です。同じ事を伝えても生徒によってはいろんな動きをします。求める動きになるよう、その生徒さんにあった伝え方の引き出しを持っていて、求める動きに誘導出来るコーチが良いコーチです。初心者の方が、コーチが良いかどうかを判断するのは難しいかもしれませんが、実際の体験レッスンを複数か所受けて、自分に合うなあと思うスクール、コーチを選択するのが良いと思います。また、上達するにつれ、自分のスキルに合うコーチが変わってくる事もあります。
・初心者の方は、まずはスイングの型を固めるのが重要なので、スイングカメラ(ビデオ)があれば事足りると思います。当たるようになってくると、次は、どれ位飛んでいるのか、真っすぐ飛んでいるか(曲がっていないか)が大事になってきます。それを把握する為には、中級者はシミュレーターもあった方が良いです。(当スクールは、シミュレーターに加えインパクトの瞬間を見れるハイスピードのカメラや、スイングスピード等も表示され自分のスイングを客観的に把握出来ます。)逆に上級者になるとシミュレーターがなくても、どの位飛んだか、どの位曲がったか自分で解るようになるのでなくても構わないと思います。
下記のような差があります。受講時の人数を確認しましょう。
5人以上一遍に受講するスクールだと、1レッスン50分として、準備・片づけも考えると、1人10分もないレッスンになります。少し時間的には物足りなく慌ただしいかもしれません、ただ、逆にスクールの料金は安価になる可能性はあります。
例えば3人で実施の場合だと、準備・片づけを考えても、1人15分以上はアドバイスを貰える形になります。料金的には中庸になります。
60分なら60分じっくり自分だけに教えてもらえます。当然、料金は高くなります。お金をかけても出来るだけ早く上達したいに方は良いでしょう。ただ、1対1だと気疲れしてしまう方もいますのでそこはご注意。
最近増えている形態、空いている範囲で、何回でもレッスンが受けられる仕組み。時間に融通がきき、何度でも通える方はお得。自分のスケジュールでレッスン時間が決められる。また、コーチが複数いる場合、自分に合うコーチを探す事も出来る。ただ満杯過ぎて、希望時間に予約が取れない事はないか混雑状況は実際確認したい。
曜日時間を固定して通うタイプと、固定しないタイプがある。スケジュールやコーチを固定したい方は固定タイプが良い。(ただ、月額固定額でレッスン受け放題の当スクールでも、週1~2回であればほぼ同じ時間、同じコーチの予約を出来る可能性が現状では非常に高いです)
月に何回も行かない方、たまにチェックをしに行きたいというような方向き
・インドアで基本は身に付けても、実際コースに行くと、様々状況が変わるので、対応出来ずミスショットが出るもの。またメンタル的に緊張したり、力が入ったりで通常の練習時とスイングが変わってしまう方もいます。コースに出ないと実際にコースで通用するかは解りません。なのでラウンドレッスンを積極的に行っているスクールが良いです。いつもスイングを見てもらっているコーチに、ラウンドの自分を見てもらい実際のコース上での課題を発見してもらいます。そしてインドアスクールでそれを解決する練習を行うサイクルが重要です。
・クラブ・シューズ・グローブのレンタルがあると手ぶらで気軽に行ける。無料なら尚良い。クラブはあまり古くないか、初心者向けすぎないか、上級者向けすぎないか確認したい
・在住場所と通勤・通学場所によりますが、一般的には、公共交通機関の駅から近い方が良いケースが多い。特に通勤途中等に寄るケースは重要。休日に自家用車で通うような方は駐車場の有無や料金も重要
・上記の観点を鑑みトータル的に料金が妥当かどうか判断した方が良いです。単に表面的に安いだけでも、中身が良くなければ無駄になります。
ご自分が何を優先するかで、良いスクールは変わってくると思いますが、スクール選びの参考になれば幸いです。
・ゴルフで、実は一番打つ回数が多いのがパター。なのでパター練習はした方が良いのですが、自宅にパター練習用マットを引いても同様なので、平らなパター練習場であれば必須ではないと思います。
・コースで難しいのはグリーンが斜面になっている、また、芝目(の方向)に影響を受ける点。斜面になっているパター練習用グリーンがあればそれは尚良いです。・また、パター専用でパターのストローク(振り)を分析するカメラ(ビデオ)機械があるスクールも良いです。
・練習場で上手に打てても、コースでうまく打てない原因の一番は、コースは平らでない事。1cmずれてもミスショットになるので、斜面で体がぶれないようにするのが難しいのです。斜面なりの打ち方があるので、それを練習出来る設備があれば良いです。足場が斜面になる機械もあるスクールもあります。斜面の台(木材等で作成)を地面に敷くスクールもある
・バンカーも練習する機会が少ないので、なかなか上達しないショットです。バンカー練習場もあった方が良いは良いです。バンカーショットの基本が身につくと思います。
・ただ、実際のバンカーが難しいのは、場所や日によって砂(地面)の固さが違うのに対応するのが事(柔いと飛ばないし、固いと飛ぶ)。実際のゴルフ場や屋外練習場のバンカーで練習しないと、そこは上達が難しいです。
・コースの真ん中の芝を綺麗に刈り取っているフェアウェイを外れた周辺部にある芝を刈っていないところ。フェアウェイは打ち易い。ラフは芝に引っ掛かり、抵抗を受けて打ちにくいです。インドアにも模擬的なラフはありますが、実際とは違いすぎるのであまり練習にはならないです。
・アプローチ練習場も、ないよりはあった方が良いですが、同様な理由であまり練習にならない、実際の芝、地面からの練習でないとあまり効果的でないと思われます。